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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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INSERT SELECT

INSERT SELECTコマンドは、問合せの結果を表に挿入します。

アクセス制御

TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文にはWRITE権限またはデータ・ストア・オブジェクトの所有権が必要です。

SQL構文

INSERT INTO [Owner.]TableName [(ColumnName [,...])] InsertQuery

パラメータ

INSERT SELECT文には、次のパラメータがあります。

[Owner.]TableName
データを追加する表です。
ColumnName
値を指定する列です。表の列を列名リストで省略した場合、INSERTコマンドによって、省略された列にNULL値が割り当てられます。省略した列に表定義でNOT NULLが指定されている場合、その列にデフォルト値が定義されていなければ、INSERTコマンドは失敗します。表のすべての列の値を、CREATE TABLE文で指定された順序と同じ順序で表のすべての列に対して値を指定する場合は、列名リストを省略できます。指定する値が少なすぎる場合は、その他の列にNULL値が割り当てられます。
InsertQuery
サポートされるSELECT問合せです。「SELECT」を参照してください。

説明
例13.75

Purchasing.Parts表に新しい行を追加します。この表には、20日未満で発送される部品が記述されています。

INSERT INTO Purchasing.Parts
SELECT PartNumber, DeliveryDays  
FROM Purchasing.SupplyPrice 
WHERE DeliveryDays < 20;